教員にとってテストの実施は業務的負担が大きい
テストは学生の学習到達度を知るうえで、教員だけでなく学生本人にとっても重要なプロセスです。このことを踏まえると、1回の授業に対して1回実施するのが理想といえます。しかしながら、テストを実施するには「問題の作成」「提出の管理」「採点」「評価」といった業務がセットになっているため、これを授業ごとに行うとなるとかなりの負担となることでしょう。事実、業務負担が増大することを懸念してそこまで細かくテストを実施できていない教育現場は多いと思います。
当コラムでは
課題やレポートの提出管理でも同様の問題点に言及しています。学生側に課題を投げかけてそれを回収し、提出している人とそうでない人を管理することだけでも大変であるとの声は多く、それを教員が負担するという現状を解決するためにPhollyでは提出管理やテスト機能などの機能充実を図ってきました。
ある大学さまでは、授業の最後に出欠管理を兼ねて毎回テストを実施していました。「テストを提出した人を出席扱いにする」という事務処理的な業務も含まれているため、これらの業務が教員に集中してしまうことへの懸念がありました。
Phollyなら業務負担を気にせずテストを実施できる
Phollyであればシステム内でテストを出し、オンライン授業を受講した人にそのテストを提出してもらうといった一連の流れをすべて自動化できます。多様な問題形式に対応しており、選択式だけでなく記述式の出題も可能です。また、自動採点機能によって採点業務も自動化、教員の業務負担を大幅に軽減します。 テストはその結果をどう役立てるかが重要ですが、Phollyではテストの結果分析や学習指導への活用がとても簡単です。もちろん、成績データはクラウド上で管理されるため安全かつ、いつでもどこでも閲覧が可能です。 業務負担の軽減によって、これまで実施できなかった頻度でテストを実施できるようになり、学習達成度の把握がより正確になるでしょう。それによるきめ細かい指導ができるようになれば、その教育本来の目的にかなった結果も期待できます。
あらゆる教育現場でPhollyのテスト機能が活躍
Phollyは大学や専門学校といった教育機関だけでなく、企業や各種団体などでもご活用いただいています。例えば、資格団体や業界内の資格試験を実施・運営している業界団体などです。 安全面や法令順守の観点から、国家資格ではなくても業界内で取得が必須となっている資格があります。こうした資格は業界内の資格団体や業界団体で運営されていることが多く、それほど規模が大きな団体ではないことが大半です。なぜなら、特定の業界内だけで必要となる「ニッチ」な資格であるがゆえに、運営団体も業界団体のある部署であったり、小規模であることが多いからです。 資格試験を実施するためには、会場や人員の確保、さらには試験問題の漏洩を防ぐためのセキュリティなどが必要になります。これらを揃えるには多大なコストを伴うため、資格試験をオンラインで実施できるソリューションへの期待がありました。

Phollyであれば、テストの前段階である業界内で必要な研修をオンラインで実施、その理解度を測定するためのテストなどをすべてシステム内で完結できます。しかもクラウド管理されているためセキュリティも万全です。これまでさまざまな部分でハードルとなっていたことを取り除き、手軽かついつでもどこでも研修とテストを実施できます。 建設業界の安全教育などについては、年々その内容が増え、厳格化されています。そういった流れに沿って研修やテストを実施していくには、リソースも増大します。それをPhollyで効率化すればコストだけでなく、業務負担や時間的な負担も軽減できるでしょう。 このように教育機関に留まらずさまざまな場面で活用できることも、Phollyが目指す教育現場の改革です。