基本となるのは「今すぐ確認するべきこと」

Phollyの学生画面では、「今すぐ確認するべきこと」が一目で分かるようになっています。マイページのトップ画面ではメッセージの確認や未提出のレポートやアンケート、未受験のテストなどが通知されます。Phollyのキャラクターであるぺーやんも未確認の通知を教えてくれます。
これによって「メールを見ていなかった」「提出をうっかり忘れていた」といった問題を防ぎます。

マイページ画面の右側には、グループワークの通知スペースがあります。グループワークはPhollyの特徴的な機能で、立場や所属学科、学年などに捉われず自由なディカッションが可能な空間です。参加しているグループで何か発言やファイルのアップロードなどがあればこのスペースに通知されるので、グループに参加しているメンバーはこまめにログインをしてチェックしたいところです。

オンライン授業にアンケート機能を実装

そこでPhollyは、システム内にアンケート機能を実装しました。「アンケート」という名称ですが、いわゆるアンケート形式のフォームがあるわけではなく、もっとシンプルなものです。学校によってはこれを出欠管理に利用しているケースもあるほどシンプルなもので、出席の操作にワンポイントコメントを加える程度のアンケートを運用している事例もあります。 これなら出席操作のついでに、思っていることを一言コメントとしてフィードバックするといった利用が期待できます。こうして拾い上げた「生の声」には、実に多くの効果があります。

お知らせ、レポート管理、テスト管理、アンケート管理

お知らせのスペースでは、学校や教員からの告知をはじめ、レポート、テスト、アンケートの出題状況や提出状況のチェックができます。このスペースでチェックしたいのは、未提出のレポートやテスト、アンケートなどが無いかどうかです。未提出のものがある場合は「未」のマークが表示されるようになっており、「未」の隣に数字で未提出のものがいくつあるかが分かります。メッセージアプリ「LINE」の未読マークのように赤く表示されるため、Phollyのマイページを開くだけですぐにチェックができます。

提出物の管理は学校側にとっても管理の難しい領域ですが、学生にとってもさまざまな科目で課題が出されるためそれを管理するのは大変ですし、それゆえに漏れも生じやすくなります。
Phollyを導入されたある医療機関さまでは、毎日必ずPhollyのマイページをチェックするようにとアナウンスをしました。「見ていない場合は自己責任」として全員がマイページをチェックするように習慣づけることで、お知らせスペースにある通知を見落とさないようにしたとのことです。

受講漏れを防ぐために

学校や教員の都合で急遽授業が休講になることがあります。Phollyでは休講の通知も可能なので、学生はリアルタイムで授業に関する告知を受け取ることができます。
授業によっては通年ではなく、「前期のみ」「後期のみ」行われるものもあります。 Phollyには履修している科目について詳細な検索、絞り込み機能がついているため、授業が開講される時期による絞り込みで、自分が受けるべき授業を確認できます。

グループワーク管理

「グループワーク」タブでは、それぞれの学生が参加しているグループの一覧が表示されます。何か発言やファイルのアップロードなどがあるとマイページのトップ画面でも通知されますが、このグループワークのトーク画面ではその詳細を閲覧できます。
活発にディスカッションが行われているグループほど表示内容が頻繁に更新されるため、多くのグループに参加している学生にとっては使用頻度の高い画面といえます。

ファイル管理、フォルダ管理

レポートや成果物の提出や過去に提出したファイルを確認できる画面です。自分専用のファイルを保管することもできますが、教員や他の学生と共有したいファイルをここからアップロードすることもできます。
1人のユーザーに対して5GBのストレージが用意されているため、かなり多くのファイルを保管できますが、容量がいっぱいになってきたらこの画面で不要なものを削除してストレージの空きスペースを確保します。

メッセージ、アクティビティ

Phollyの学生画面の右上には、いくつかのアイコンが並んでいます。こちらについてはユーザーインターフェースを高めるために設置されているもので、メッセージやアクティビティ(直近の操作)などを簡単にチェックすることができます。
お知らせ、レポート、テストなどのアイコンもありますが、これらはそれぞれの画面に遷移するように設置されているため、画面上部だけで最新の情報をチェックしたい場合はこちらからも操作が可能です。

可能な限りシンプルに、使いやすく

Phollyはオールインワンパッケージの授業管理システムですが、ユーザー画面はシンプルさや見やすさにこだわっています。学生にとっては毎日見る画面であり、学校との接点となる重要な「拠点」となるだけに、ボタンが多すぎて分かりづらい、見えづらいといった問題があると日常的にチェックしなくなってしまう恐れもあります。
毎日使うものという前提に立ち、分かりやすさに加えて親しみやすさも感じられるデザインやユーザーインターフェースを体現しました。