チェックリスト機能できめ細やかな反復演習を

OSCEに向けた演習において、多くの方が理想的だと考えるのは、やはり1対1の指導ではないでしょうか。一人ひとりの学生に対して、教員がしっかりと寄り添って反復学習をサポートできれば、学習効果も向上するでしょう。

しかし、現実には教員の人数や指導に充てられる時間は限られており、1対1の教育を実現できないこともしばしばです。 そこで活用したいのが、Phollyのチェックリスト機能です。

チェックリスト機能では、学生はネット環境があるところであれば「いつでも・どこでも」学ぶことができます。たとえばOSCEに向けた演習の中でうまくできなかった部分、すぐには理解できなかった項目も、システム上で何度でも復習ができます。

また教員側にとっても、演習結果をグラフやチャートなどで直感的に把握できるようになるほか、情報共有などの手間を削減することができ、その分を個々の学生のフォローに充てることができるようになります。

OSCEへの演習におけるPDCAサイクルの有効性

そうは言ったものの、いざPhollyチェックリスト機能を導入した後、どのように演習を進めていけば良いのでしょうか。OSCEに向けた演習できめ細やかな指導を実現するためには、学生が自らの課題を発見し、それを解決していくような仕組みが必要です。

そこで今回は、ビジネスの現場などでよく耳にする、「PDCAサイクル」を用いた仕組みづくりの方法をご紹介します。

PDCAサイクルとは、一般に以下の4つのプロセスで構成されます。

  • P=Plan(計画):作業の目標や計画を立てる
  • D=Do(実践):計画に基づいて実際に行動する
  • C=Check(評価):実行した内容を振り返り、評価する
  • A=Action(改善):評価をもとに改善策を考え、次の行動につなげる

自ら計画をたて、実行し、実行した内容を振り返り、改善策を考える。このサイクルを繰り返すことで、内容への理解が深まり、演習や試験の場にも自信を持って臨むことができます。

PDCAサイクルをOSCEに向けた演習に当てはめると、次のような流れになります。

  • P(学習計画):目標設定や手順の確認
  • D(演習):実際の試験を想定して演習を行う
  • C(評価):自己評価、複数教員からのフィードバック
  • A(改善):できなかったところや苦手を発見し、次の演習に活かす

学習状況を可視化、質の高いコミュニケーションが可能

OSCEに向けた反復演習にPDCAサイクルを活用することの意義について説明してきましたが、 中でも特に重要なのが「C(評価)」です。

Phollyのチェックリスト機能では、このプロセスを強力にサポートします。

これまで、個々の学生に寄り添ったきめ細やかな指導を実現するのは、対面でないと難しいとされてきました。特にオンライン上では、コミュニケーションが取りにくく、学びの進捗や学習態度を把握しにくくなりがちです。

Phollyのチェックリスト機能を活用した演習では、学生は演習後すぐに自己評価を入力し、それを複数の教員からの評価やフィードバックを比較することで、自分では気づけなかった癖や不足している手順を把握することができます。

教員は、学生の自己評価やコメントから、どこでつまずいたのか、どこが苦手なのかを把握することができます。その自己評価に対して教員が評価やコメントを記入することで、学生に即座にフィードバックを送ることができます。

このように、チェックリスト機能は教員と学生の間の質の高いコミュニケーションを促進し、きめ細やかな「C(評価)」を実現いたします。

チェックリスト機能で反復学習の質を向上

今回は、学習と反復が基本となるOSCEにおいて、いかにPDCAサイクルを回し、学びを加速させるかについて解説しました。 Phollyのチェックリスト機能を活用することで、リソースの限られた現場でも学生一人ひとりに合わせたきめ細やかな指導が可能になり、学生にとって質の高い反復学習が可能になります。

次回のテーマは、「OSCEに向けた演習を効率化!チェックリスト機能の画面イメージをご紹介」です。

忙しい教育現場の中で、OSCEに向けた演習をいかに効率的に運用していくのか、画面イメージとともに解説します。