OSCEに向けた演習が抱える3つの課題
かねてより看護・医療教育の現場からは、「OSCE対策の重要性は高まっているのに、試験や演習の評価・集計作業がデジタル化されていない」という声をお聞きしていました。
デジタル化されていないことで、以下のような課題を抱えている方もいるのではないでしょうか。
- 評価者・教員同士の情報共有が難しい
- 紙の評価シートの集計に時間がかかる
- 学生側も演習内容の振り返りが難しい
こうした問題を解消するために、業界としてもOSCEや演習のデジタル化を推進していますが、なかなか思うように対応できていない現場が多いのが実情です。
OSCEに向けた演習は「実施・評価・振り返り」の運用が複雑なので、通常の授業支援システムにはない、より効率的で現場にフィットする機能が求められています。
「管理負担の低減」と「多角的な振り返り」を実現
OSCE試験・演習に関するこのような課題を解決するために実装されたのが、Phollyのチェックリスト機能です。
1. 教員側のメリット
教員はシステム上で自由にチェックリストを作成し、評価を行うことができます。1人の学生に対して複数の教員がシステム上で同時に評価を行えるため、教員間の情報共有の手間を省けるほか、集計作業も簡単に行えます。
2. 学生側のメリット
学生は演習後すぐに自己評価を登録できます。 また、複数の教員からのフィードバックをシステム上で確認できるため、自身の課題を多角的かつ客観的に把握できるようになります。システム上に過去の演習の記録が蓄積されるため、自身の成長を実感できます。
このようなメリットを踏まえた上で、Phollyチェックリスト機能がOSCE試験・演習の課題をいかに解決していくのか、深掘りしていきます。
チェックリスト機能でOSCEへの演習の質を高める
OSCEは医療従事者へのステップを左右する、極めて重要な試験です。 OSCEに向けた演習を強化したいと考えている教員の方も多いと思いますが、日々の忙しい業務に加えて学生の演習を充実させるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
Phollyのチェックリスト機能を活用すれば、教員は各学生の学びの進捗度合いを一元管理できるため、個人に合わせたきめ細やかな対応が可能になります。情報共有の手間や管理の負担も格段に低減できます。
看護師のOSCEは「患者への配慮」「コミュニケーションの適切さ」など、評価基準が曖昧になりがちな項目が含まれていますが、チェックリスト機能により、試験や演習の場で学生が迷わないような仕組みを実現することができます。
また、学生は多様な意見に触れられるのと同時に、自身の課題を客観的に把握することができます。その課題を次の演習の場で改善することで、OSCE試験に向けて実力を着実に伸ばしていくことができます。
見やすい教員画面で、評価やフィードバックも簡単
Phollyチェックリスト機能の教員画面では、個々の学生がどのような状況にあるのかを一覧表示できます。 評価状況や評価の内容などが一覧表示されるため、教員のうっかりミスによる評価やフィードバックの漏れがなくなります。
以下は、教員画面のチェックリスト詳細ページです。 評価対象者のほか、自己評価回数や評価日時を一覧で確認することができるので、対応の遅れを未然に防ぐことができます。
チェックリスト機能で演習をより効果的に
今回は、OSCEに向けた演習や試験の課題と、それに対するPhollyチェックリスト機能の有効性について解説しました。
Phollyのチェックリスト機能を活用することで、教員は情報共有や集計結果の業務負担を削減でき、学生は自身の課題を多角的かつ客観的に把握できるようになることをお伝えできたかと思います。
次回のテーマは、 「PDCAサイクルの考え方を活かしたチェックリスト機能の運用方法」です。
OSCEに向けた演習においてPDCAサイクルがどのように役立つのか、チェックリスト機能がどのように活用できるのかについて深掘りしていきます。
