普及が進んだオンライン授業の課題をPhollyが解決

オンライン授業そのものは、従来からあります。授業風景を動画として撮影し、それを衛星中継する予備校や専門学校などが登場し、その後授業の動画をいつでも見られるようにアーカイブ化するサービスも見られました。
しかしそのためには動画撮影のためのスタジオを用意したり、いつでも視聴できるようにするには専用の視聴室を用意するなどの必要があり、どうしても大掛かりな準備や投資を伴うことがハードルとなっていました。
Phollyはクラウドサービスなので、Phollyの管理画面に授業を録画したファイルをアップロードするだけでオンデマンド配信が可能です。学生がPhollyにログインし、視聴したい授業を選ぶだけでオンライン授業が実現します。クラウドストレージは5GB用意されているため、授業の動画ファイルをアップロードしていくだけでアーカイブ化していくことも可能です。

今すぐ始められるオンラインと対面のハイブリッド教育

多くの教育現場では、対面による授業とオンライン授業が混在していることと思います。対面による授業を軸とする一方で、オンラインでも同じ授業を視聴できるといった形が多いのではないでしょうか。
通常の対面授業を行う教室の後方にカメラを設置し、録画します。それをPhollyにアップロードすれば、いつでも視聴できるオンライン授業環境の完成です。
オンライン授業はパソコンだけでなくスマホやタブレット端末などでも可能なので、いつでもどこでも授業を受けられることも重要なメリットです。

通信制コースの学生も対面授業と同じ授業を受講可能

ある専門学校さまでの導入事例です。この学校では全日制と通信制のコースがありますが、特に通信制コースでの教育内容を充実させたいとのニーズからPhollyを導入されました。
全日制の学生にはオンライン授業を提供、それと同じ授業動画を通信制の学生も視聴することができるため、どちらのコースであっても同じ授業を受講できるようになりました。もちろん振り返り視聴も可能なので、1回目では理解しづらかった部分を反復し、授業への理解度を高めることに成功しました。
逆に予習のための講義動画やサプリメント教材の配信も可能なので、授業の進度についていくのが難しいと感じる学生にも丁寧にアプローチができます。視聴履歴を管理画面で容易に管理できるため、個々の学生の学習進捗も一目瞭然です。
学校によっては通信制コースを学生獲得のための重要なコースと位置づけていることもあり、学校の魅力向上や教育の質的向上といった営業戦略上のメリットももたらされます。

「撮りっぱなし」「配信しっぱなし」ではない双方向性を実現

動画の配信によるオンライン授業は、以前から多くの導入事例があります。しかしながら、ただ動画をいつでも視聴できるようにするだけだと、受講生のモチベーション維持や教育の双方向性に課題がありました。
Phollyはシステム内でのコミュニケーションが容易で、対面授業よりも距離感のない教育空間を実現できます。講師だけでなく受講生も含めた自然発生的なコミュニティ形成にもつながり、対面による授業よりも手軽かつ深みのあるコミュニケーションが可能です。
「撮りっぱなし」「配信しっぱなし」で終わってしまいがちなオンライン授業に双方向性をもたらし、教育・研修の質的向上が実現します。

医療機関でのソリューション事例

ある医療機関でのソリューション事例です。この医療機関での研修では、受講生から「実技研修が速すぎてメモをするのが間に合わない」との声が上がっていました。実技研修なので実技を学びながらメモを取ることは難しく、学びきれないことが課題となっていたわけです。
Phollyの導入には、この「速すぎる」という課題の解決が期待されました。オンデマンド配信によって学び直しが可能になり、受講生からは「理解が深まった」と好評が得られました。しかし、実際に導入してみるとメリットはこれだけではありませんでした。
この研修は実技研修がメインのため、重要なのは手元です。手元にズームした映像を録画し、Phollyで配信するというアイディアにつながり、受講生はこうした映像についても視聴したい部分を何度でも繰り返し再生できるようになりました。対面授業では同じことを何度も質問しづらい雰囲気もありますが、動画であれば自分のペースで一時停止をしたり、繰り返し再生ができることも好評を得ました。
実際の現場では、受講生の席によっては「遠くて見えづらい」といった声もありましたが、手元にズームした動画配信により、これらの問題が解決しました。
こうした研修の改革を今すぐ、しかも低コストで始められることこそ、Phollyの目指す教育・研修ソリューションです。