活用術① 複数の「先生」が役割を分担
「"先生"を務めるのは学校に所属している人」というのは、従来の固定的な概念です。企業の研修ではさまざまなジャンルの外部講師を招聘するような事例がありますが、近年では大学や専門学校などの教育機関でもこうした動きが活発になっています。
企業で活躍している専門家や、独立して活動している専門家などを非常勤講師として招聘するケースは多くありますが、ほとんどの場合は「授業をしたら終わり」です。なにぶん外部講師なので授業が終わったあとのフォローなどをすることは難しく、どちらかというと「講演に来た人」というニュアンスに近いものでしょう。しかしこれだと学生からの質問やディスカッションによって学びを深めることが難しく、それを可能にするソリューションが求められてきました。
Phollyでは外部の人であっても教員として登録すれば「先生」として授業が可能ですし、学生からの提出物を受け付けたり、それに対する評価を付けることもできます。学生からの質問に回答したり、複数の学生とグループを作ってディスカッションをするといった展開も考えられます。
医療系のオンライン実習授業では、病院で勤務している現役のプロが「先生」を務めた事例もあります。基本的な知識は学校の教員から学び、より実践的な授業を現役のプロから受けるという、教育の分業は効果的です。しかもPhollyではどちらの教員であっても同等に「先生」としてのコミュニケーションが可能なので、学校の内外という障壁を感じることなく学びを深められるでしょう。

活用術② 評価に対するコメントのやり取りで新たな気づきが得られる
教員と学生のコミュニケーションを活性化する目的もあって、Phollyは双方向性を重視したシステム設計になっています。提出したレポートに対して教員が評価やコメントを付けて返信するところまでは一般的な流れですが、学生によってはその評価やコメントに対して何かメッセージを送信したいこともあるでしょう。
Phollyを導入したあるお客さまの事例では、Phollyのメッセージ機能を活用して教員と学生のコミュニケーションを積極的に行っておられました。この取り組みによって、学生からは「先生がどんなコメントを付けてくれるのか楽しみ」と返信を心待ちにするようになり、逆に教員側はでは「学生が考えていることや感じていることを理解しやすくなった」との声があったそうです。
互いに異なる視点を持っている場合、相互に議論を交わすことで異なる視点や考え方に触れ、刺激を受けることもメリットの1つとなりました。

活用術③ セキュリティポリシーの障壁をPhollyで解決
高大接続をはじめとする、学校の垣根を超えた協働学習では、どうしてもセキュリティポリシーの問題が避けられません。規模の大きな大学や私学のグループなどでは学校独自の学習管理システムを導入していたり、それに伴うセキュリティポリシーを設けていることがあります。
Phollyには高大接続(高校と大学が協働学習をする)の事例が多くありますが、このように異なる教育機関が相互にオンライン上で接続することには、セキュリティポリシーの問題で「待った」がかかることがあります。
しかしこれは、異なるネットワーク同士を接続する場合の話です。PhollyはMogic株式会社が運用しているクラウドサービスのため、このどちらの教育機関のネットワークにも接続することがなく、セキュリティ上の障壁はありません。
大学側、高校側の両方からメンバーがPhollyに参加し、オンライン授業を行ったりグループワーク機能を使ってディスカッションをするといった高度な協働学習を、学校間の障壁、セキュリティポリシーの障壁を気にすることなく実現できます。

外部講師との連携をシームレスに
学校によっては外部講師が短期講習を実施したり、月に1回程度の少ない頻度で授業を行うことがあります。こうした外部講師は学校に常勤していないため、学校との連絡や情報共有はオンライン上で行うのが適切です。また、外部講師と学生との連絡やコミュニケーションについても、オンライン上で完結することが望ましいでしょう。
Phollyはすべてのプロセスをオンライン上で完結できるため、常勤していない外部講師であってもそれが障害になることはありません。学校外からログインして課題を学生へ出したり、テストを実施するといったことも可能です。
これからは学校の内外にとらわれず、必要に応じて有能な講師を外部から招聘することも多くなるでしょう。そんな教育現場ではオンライン授業だけでなくその後の管理も完結できるPhollyが威力を発揮します。
卒業後にデータを残すかどうかを設定可能
オンライン授業の対象となっている人が修了・卒業をしたら自動的にその人のアカウントが使えなくなるかというと、そんなことはありません。学生の管理は管理者IDで自由に行うことができるため、教育機関の方針で一定期間残すことも可能です。
実際に、卒業したのと同時にデータをダウンロードできなくなるのは困るという声もありました。Pholly内で取り組んできた学習による成果物を手元に保存したいというニーズは多いため、学校側がそういったニーズに応えて一定期間学生としての資格を残すことで問題を解決できます。