Pholly導入前に感じていた課題や悩み
お客さまにお伺いした、Pholly導入前に感じていた課題は以下のとおりでした。
- アンケートの作成、集計が手作業で時間と手間が掛かっていた
- レポート課題を簡単に出せるようにしたい
- 紙ベースで授業資料やレポート課題などを作成していたため紙代や印刷代といったコストが気になる
- 実習に行っている学生となかなか会えない
Phollyのさまざまな機能を利用されている方からの回答を得たため、感じている課題についても、それぞれの立場によってさまざまでした。

Pholly導入で変わったこと
実際にPhollyを導入された結果、得られたメリットや従来とは変わったことをヒアリング結果からまとめました。
①学生の発表を聞きながら資料を確認できるようになった
この専門学校さまでは、Phollyのグループワーク機能を使って学生の発表資料をグループ内にアップする形をとられました。学生が発表をしている最中にグループにアップされている資料を確認できるため、資料を見ながら発表を聞くといったフローが可能になりました。これについてもとても便利との評価をいただきました。
②アンケートの作成、集計が楽になった
これまで手作業ベースで進めていたアンケートの作成や集計を、Phollyのアンケート機能でオンライン化。手作業と比べると圧倒的な省力化が実現し、時間的、労力的な負担が軽減されました。
③レポート課題の作成が簡単になり、学外でも確認できるようになった
学生の学習到達度を知る上でもレポート課題はとても有用だと認識していたものの、これまでの運用では十分に活用する機会を設けられていませんでした。Pholly導入後はシステム内のレポート機能を活用することでレポート課題の作成がとても簡単になり、必要に応じて課題を出せるようになったとのことです。
また、教員が学外にいる時であっても提出されたレポートをPhollyで確認できるため、どこにいても適宜コメントを返すことができるので役立っているとのことでした。
④紙ベースで作成していた課題や資料などのコストダウンが実現した
これまでレポート課題や授業資料は紙ベースで作成・配布していましたが、現在はPhollyを活用し、内容や情報の性質に応じてデジタル化するようになりました。その結果、紙代や印刷代といったコストの削減にもつながっています。
導入してみて感じた意外なメリット
当初期待されていたことに加えて、Phollyを導入したことで感じた意外なメリットについてもお伺いしました。ヒアリングからは、2つの「意外なメリット」が浮かび上がりました。
①校外学習における学生の学習状況が確認できるようになった
カリキュラムの中には臨床体験をするための校外実習があります。校外実習に行っている期間は登校しないため学校との接点が少なくなり、なかなか会う機会がありません。
Phollyのグループワーク機能で学生との接点を持つようにすることで、会う機会が少ない中でも緊密に連絡を取りやすくなったとのことです。メッセージアプリ「LINE」のグループLINEのような感覚でご利用いただいたことで、連絡のハードルが下がったようです。
②学生が困っていることに対してタイムリーに対応できるようになった
上記のグループワーク機能活用の発展形として、学生が困っていることに対して学校や教員がタイムリーに対応しやすくなったとのことです。困りごとへの反応は、やはり早いほうが効果も高くなります。Phollyでは人と人との距離的な障壁がなくなるため、学生が困っていることを吐露したらすぐに何らかの返信ができるようになり、きめ細かい教育が実現しました。
今回の事例を通して
今回は、教育内容の充実を図るべく、オンライン授業の質的向上のためにPhollyを導入された中部労災看護専門学校さまの例をご紹介しました。
双方向性を重視したPhollyの機能をフル活用し、学校側と学生側の物理的な障壁を取り除くことに成功された事例として参考になればと思います。