「ポートフォリオはどのようにあるべきか」東京電機大学学長からお話を伺いました
2017.04.20
今日の教育分野における教員による学生の教育や能力向上、書類管理を目指すうえで活用されるポートフォリオはどのようにあるべきかというお話を東京電機大学安田浩学長から伺いました。
「プロジェクトごとの部屋を作って議論を深めたい」
ともかくプロジェクトを組んで行う仕事が多く、そのためのファイルをあちこちで作り保存します。すべてのプロジェクトファイルをきちんと管理するなど不可能で、ファイルを探すことに時間がかかっている。そこでeポートフォリオですね。
ポートフォリオの中にプロジェクトごとの部屋を作るという考え方です。プロジェクトごとにファイルをアップロードしておく。10人ぐらいのプロジェクトメンバーで使う予定ですが、それぞれの「部屋」に行けば、プロジェクトのメンバーに会える、資料や書類がすべてそこに並んでいるって感覚ですね。その時々で、一つの部屋にずっといて色々メンバーと議論したり、こっちの部屋、あっちの部屋と顔を出したり、いつでもどこでも議論に参加できることが重要なのです。
アップロードしたファイルは、次に同じ名前のファイルをアップロードしても別ファイルになる、どのファイルもタイムスタンプが簡単に分かる、それは必要な機能です。プロジェクトの歴史を時系列で簡単に見られるわけですから。今はファイルに必ず作成日を付けていますが、それが自動になるというのは便利です。メールだけでも1日に300通ぐらいは来て、プロジェクトに関する添付ファイル付きも多いわけですね。
ポートフォリオの中に、プロジェクトの部屋をどんどん作ってファイルをタイムラインで管理する、まずそれが希望でしょうか。
インタビューでお話を伺って、学長が考えていらっしゃる新しい思考を採り入れて教育分野に快適な環境を作っていきたいという強い思いが伝わってまいりました。弊社のポートフォリオ「Pholly」の機能についても効率的且つ機能的なサービス作りを目指してまいります。
Phollyサービス紹介ページはこちら